Debian および Ubuntu に ImageMagick 7 をインストールする方法
ImageMagick は、ビットマップ イメージの作成、編集、合成、変換に使用される、無料のオープン ソース、機能豊富なテキストベースのクロスプラットフォームのイメージ操作ツールです。 Linux、Windows、Mac OS X、iOS、Android OS、その他多くのオペレーティング システム上で動作します。
コマンド ライン処理、アニメーションの作成、カラー管理、特殊効果、テキストとコメント、複雑なテキスト レイアウト、接続されたコンテンツのラベル付け、画像の装飾、描画 (画像への図形やテキストの追加) が特徴です。また、形式変換、分散ピクセル キャッシュ、大きな画像、画像変換などもサポートしています。
その機能は通常コマンド ラインから利用されますが、サポートされているプログラミング言語のいずれかで作成されたプログラムからその機能を使用することもできます。画像のバッチ処理用に設計されています (つまり、ImageMagick を使用すると、スクリプト (シェル、DOS、Python、Ruby、Perl、PHP など) で画像処理操作を組み合わせることができます)。
この記事では、Debian およびUbuntu ディストリビューションのソース コードから ImageMagick をインストールしてコンパイルする方法を説明します。
ImageMagick の依存関係のインストール
ImageMagick をソースからインストールするには、コンパイラと関連開発ツールを備えた適切な開発環境が必要です。システムに必要なパッケージがない場合は、次のように build-essential
をインストールします。
$ sudo apt update $ sudo apt-get install build-essential
コンパイルの依存関係をインストールしたら、ImageMagick ソース コードをダウンロードできるようになります。
ImageMagick ソース ファイルをダウンロードする
公式の wget コマンドに移動して、図に示すようにターミナルにソース コードを直接ダウンロードします。
$ wget https://imagemagick.org/archive/ImageMagick.tar.gz
ダウンロードが完了したら、そのコンテンツを抽出し、抽出したディレクトリに移動します。
$ tar xvzf ImageMagick.tar.gz $ cd ImageMagick-7.1.0-45/
ImageMagick のコンパイルとインストール
次に、./configure
コマンドを実行してコンパイル構成を実行し、ImageMagick を構成してコンパイルします。
$./configure
次に、make
コマンドを実行してコンパイルを実行します。
$ make
コンパイルが成功したら、それをインストールし、次のように動的リンカーの実行時バインディングを構成します。
$ sudo make install $ sudo ldconfig /usr/local/lib
最後に、ImageMagick 7 のバージョンをチェックして、システムにインストールされていることを確認します。
$ magick -version OR $ identify -version

それで全部です! ImageMagick は、ビットマップ イメージの作成、編集、合成、変換に使用される機能豊富なイメージ操作ツールです。
この記事では、Debian と Ubuntu のソースから ImageMagick 7 をインストールする方法を説明しました。ご質問やフィードバックをお寄せいただくには、以下のコメント フォームをご利用ください。