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DEBUGFS コマンド - Linux でのファイル作成時間を表示する


Linux などの Unix 系システムでは、すべてがファイルとみなされ、実際のファイルの内容を除くファイルに関するすべての情報 (メタデータまたはファイル属性 (作成時間、最終変更など)) は i ノードと Linux に保存されます。人間が判読できるファイル名以外の i ノード番号によって、すべてのファイルを識別します。

さらに、Linux stat プログラムは、ファイルまたはファイル システムのステータスを表示するのに便利なユーティリティです。 i ノード番号、ファイルの作成時刻、最終データ変更、最終アクセス、最終ステータス変更などの情報が表示されます。両方のプログラムを組み合わせて、Linux での実際のファイル作成時間を調べます。

この記事では、debugfs プログラムと stat プログラムを使用してファイルの重要な属性の 1 つを見つけ、次のファイルの作成/アクセス情報を取得する方法について説明します。 Linux ファイルシステム。

  • ctime: ファイルの変更時間を表示します。
  • atime: ファイルのアクセス時間を表示します。
  • mtime: ファイルの変更時間を表示します。
  • crtime: ファイルの作成時間を表示します。

Linux でのファイル作成日の検索

1. ファイルの作成日時 「crtime」 を見つけるには、「About-TecMint」というファイルに対して stat コマンドを使用してファイルの i ノードを見つけます。 」 と言われます。

stat About-TecMint 

  File: 'About-TecMint'
  Size: 260       	Blocks: 8          IO Block: 4096   regular file
Device: 80ah/2058d	Inode: 14420015    Links: 1
Access: (0777/-rwxrwxrwx)  Uid: ( 1000/ tecmint)   Gid: ( 1000/ tecmint)
Access: 2017-02-23 14:15:20.263337740 +0530
Modify: 2015-10-22 15:08:25.236299000 +0530
Change: 2016-08-01 10:26:36.603280013 +0530
 Birth: -

あるいは、「About-TecMint」 というファイルに対して ls -i コマンドを使用することもできます。

ls -i About-TecMint
 
14420015 About-TecMint

上記のコマンドの出力から、ファイルの i ノード番号は 14420015 です。この一意の i ノード番号は次の手順で使用するため、メモしておいてください。

2. 次に、ファイルが存在するルート ファイル システムを見つける必要があります。次の df -h コマンドを発行して、ルート ファイル システムを特定します。

df -h

Filesystem      Size  Used Avail Use% Mounted on
udev            3.9G     0  3.9G   0% /dev
tmpfs           788M  9.7M  779M   2% /run
/dev/sda10      324G  277G   31G  91% /
tmpfs           3.9G  192M  3.7G   5% /dev/shm
tmpfs           5.0M  4.0K  5.0M   1% /run/lock
tmpfs           3.9G     0  3.9G   0% /sys/fs/cgroup
/dev/loop3       87M   87M     0 100% /snap/core/4486
/dev/loop0       87M   87M     0 100% /snap/core/4407
/dev/loop1       82M   82M     0 100% /snap/core/4206
/dev/loop2      181M  181M     0 100% /snap/vlc/190
/dev/loop4      189M  189M     0 100% /snap/vlc/158
cgmfs           100K     0  100K   0% /run/cgmanager/fs
tmpfs           788M   40K  788M   1% /run/user/1000

上記の出力から、ルート パーティションのファイル システムは /dev/sda10 です (このファイル システムをメモしておきます)。これはシステムによって異なります。

3. 次に、debugfs コマンドを使用して、「About-TecMint」 という名前のファイルの作成時刻を調べます。- R フラグは、inode 番号 14420015 (この場合は stat) で指定された単一の外部コマンドを実行して終了するよう debugfs に指示します。

sudo debugfs -R 'stat <14420015>' /dev/sda10

Inode: 14420015   Type: regular    Mode:  0777   Flags: 0x80000
Generation: 2130000141    Version: 0x00000000:00000001
User:  1000   Group:  1000   Size: 260
File ACL: 0    Directory ACL: 0
Links: 1   Blockcount: 8
Fragment:  Address: 0    Number: 0    Size: 0
 ctime: 0x579ed684:8fd54a34 -- Mon Aug  1 10:26:36 2016
 atime: 0x58aea120:3ec8dc30 -- Thu Feb 23 14:15:20 2017
 mtime: 0x5628ae91:38568be0 -- Thu Oct 22 15:08:25 2015
crtime: 0x579ed684:8fd54a34 -- Mon Aug  1 10:26:36 2016
Size of extra inode fields: 32
EXTENTS:
(0):57750808
(END)

上記の出力から、ファイル “About-TecMint”crtime によって提供された Mon Aug 1 10:26:36 2016 に作成されたことがわかります。 >。ファイルの「ctime」、「atime」、「mtime」も表示されます。