Debian 10 で忘れた root パスワードをリセットする方法
この短いチュートリアルでは、Debian 10 システムで忘れた root パスワードをリセットする方法を学びます。これにより、root ユーザーとしてログインして管理タスクを実行できるようになります。
したがって、まずDebian 10 システムの電源を入れるか再起動します。以下に示すように、GRUB メニューが表示されます。最初のオプションでは、システムの起動が開始される前にキーボードの 「e」
キーを押します。
以下の画面が表示されます。下にスクロールして、UUID も指定している /boot/vmlinuz-*
セクションの前にある ‘linux’
で始まる行を見つけます。
カーソルをこの行の末尾、‘ro Quiet’
の直後に移動し、パラメータ init=/bin/bash
を追加します。
次に ctrl+x
を押して、読み取り専用の (ro)
アクセス権でマウントされたルート ファイルシステムを使用してシングル ユーザー モードで起動できるようにします。
パスワードをリセットするには、 アクセス権を読み取り専用から読み取り/書き込みに変更する必要があります。したがって、以下のコマンドを実行して、ルート ファイルシステムを rw
属性で再マウントします。
:/# mount -n -o remount,rw /
次に、示されているように、古き良きpasswdコマンドを実行してrootパスワードをリセットします。
:/# passwd
新しいパスワードを入力し、確認のために再入力します。すべてがうまくいき、パスワードが一致すると、コンソールの最後に「パスワードが正常に更新されました」という通知が表示されます。
最後に Ctrl + Alt + Del
を押して終了し、再起動します。これで、定義したばかりの新しく作成したパスワードを使用して root ユーザーとしてログインできるようになります。
これが、Debian 10 で忘れた root パスワードをリセットする方法です。