CentOS 8 で忘れた root パスワードをリセットする方法
ユーザーが root パスワードを忘れることは珍しいことではありません。これは、root ユーザーとして長期間ログインしていない場合に特に発生します。この簡単なガイドでは、CentOS 8 Linux で忘れた root パスワードをリセットする手順を説明します。
こちらもお読みください: CentOS 8 の自動更新を設定する方法および RHEL 8 で忘れた root パスワードをリセットする方法
始めましょう…
CentOS 8 で忘れた root パスワードをリセットする
まず、CentOS 8 システムを再起動するか電源を入れます。ブートするカーネルを選択します。次に、キーボードの 「e」
を押して起動プロセスを中断し、変更を加えます。
次の画面で、以下で強調表示されている ro
(読み取り専用) カーネル パラメータを見つけます。
カーネル パラメータ ro
を rw
に置き換え、追加のカーネル パラメータ init=/sysroot/bin/sh
を追加します。簡単に言うと、カーネル パラメータ ro
を rw init=/sysroot/bin/sh
に置き換えるだけです。
変更が完了したら、キーボードの Ctrl + X
の組み合わせを押してシングルユーザー モードに入ります。
次に、以下のコマンドを実行して、ルート ファイル システムを読み取りおよび書き込みモードでマウントします。
:/# chroot /sysroot
次のコマンドを実行して、root パスワードを変更できるようになりました。
:/# passwd root
新しい root パスワードを入力して確認します。ベスト プラクティスとして、パスワードの強度を高めるために、大文字、小文字、数字、特殊文字を組み合わせたパスワードを選択します。
次に、以下のコマンドを実行して SELinux の再ラベル付けを有効にします。
:/# touch /.autorelabel
変更を適用するには、CentOS 8 システムを終了して再起動します。
:/# exit
:/# reboot
再起動すると、SELinux の再ラベル付けプロセスが開始されます。 3分ほど待ってください。
再ラベル付けプロセスが完了すると、システムが再起動し、その後、ログオン画面が表示され、設定した新しいパスワードを使用して root ユーザーとしてログインできるようになります。
このチュートリアルがお役に立てば幸いです。行き詰まった場合は、お気軽にフィードバックを参考にしてください。