RHEL/CentOS 7 で「firewall-cmd: コマンドが見つかりません」エラーを修正する方法
firewall-cmd は、D-Bus インターフェイスを備えた動的ファイアウォール管理ツールである firewalld (firewalld デーモン) のコマンド ライン フロントエンドです。
IPv4 と IPv6 の両方をサポートします。ネットワークのファイアウォール ゾーン、ブリッジ、ipset もサポートしています。これにより、ゾーン内の時間制限付きファイアウォール ルール、拒否されたパケットのログ記録、カーネル モジュールの自動ロード、その他多くの機能が可能になります。
Firewalld は、実行時および永続的な構成オプションを使用します。これらは、firewall-cmd を使用して管理できます。この記事では、RHEL/CentOS 7 Linux システムで「firewall-cmd: コマンドが見つかりません」エラーを解決する方法を説明します。
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新しく起動した AWS (アマゾン ウェブ サービス) EC2 (Elastic Cloud Compute) でファイアウォール ルールを構成しようとしたときに、上記のエラーが発生しました。 ) RHEL 7.4 Linux インスタンス (以下のスクリーンショットを参照)。
このエラーを修正するには、次のように yum パッケージ マネージャーを使用して RHEL/CentOS 7 にファイアウォールをインストールする必要があります。
sudo yum install firewalld
次に、firewalld を起動してシステム起動時の自動起動を有効にして、そのステータスを確認します。
sudo systemctl start firewalld
sudo systemctl enable firewalld
sudo systemctl status firewalld
これで、firewall-cmd を実行して、このようにファイアウォールでポート (この例では 5000) を開くことができます。変更を有効にするには、必ずファイアウォール設定をリロードしてください。
sudo firewall-cmd --zone=public --add-port=5000/tcp --permanent
sudo firewall-cmd --reload
上記のポートをブロックするには、次のコマンドを実行します。
sudo firewall-cmd --zone=public --remove-port=5000/tcp --permanent
sudo firewall-cmd --reload
以下の役立つ firewalld ガイドもお読みください。
- Linux で FirewallD および iptables ファイアウォールを開始/停止し、有効/無効にする方法
- CentOS/RHEL 7 で FirewallD を構成する方法
- Linux でファイアウォールを構成および管理するための便利な「FirewallD」ルール
- Firewall Essentials と FirewallD と iptables を使用したネットワーク トラフィック制御
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この記事では、RHEL/CentOS 7 で「firewall-cmd: コマンドが見つかりません」を解決する方法を説明しました。ご質問やご意見がございましたら、以下のコメント フォームをご利用ください。